10cm余ったら・・・

こんにちは、ハウスケアの秦野です。

今日は、洗面所のリフォームをご紹介します。
タイトルの「10cm余ったら・・・・」、気になりますよね。
リフォームは寸法合わせが結構重要です。
現状のものを壊して、新しいものに入れ替えるには、現状と同じ寸法内で行う必要があるからです。
入れたい製品があったといても、大き過ぎれば入らず、小さ過ぎれば余り(隙間)ができてしまいます。

今回のリフォームが余りができてしまった例です。
元々の洗面化粧台の幅が1550㎜。
そこに入れたい洗面化粧台の大きさが本体1000㎜、再度キャビネットが450㎜で、合計1450㎜。
100㎜、つまり10cm隙間が空いてしまうんです。
隙間を空いたままにしておくか?壁を付加して塞いでしまうか?
こういう時こそ、リフォーム営業の腕の見せどころです。
さあ、どうしたと思いますか?

 

b_032-1b_032-3b_032-2

リフォーム前の洗面化粧台です。
幅が1550㎜あるので、広々としてますね。

 

a_032-1a_032-5

リフォーム後はこうなりました。
洗面化粧台は、TOTOのオクターブ。機能的ですっきりとしたデザインです。

そして、余った右はじの10cmがどうなったか、気付きましたか?

 

a_032-4a_032-2

 

袖壁を設け、奥行き10cmの可動棚を作りました。
10cmの棚?
そんな奥行きの棚があっても、役に立たないのでは?と思うかもしれません。
でも、実は10cmの奥行きの棚は結構使い勝手がいいのですよ!
洗面所で使う日用品の大きさはだいたい10cmの奥行きの大きさに納まります。
それが棚に一列に並べば、どこに何があるか一目瞭然です。
奥行きのある棚の場合、棚の奥にあるものを取る場合、手前のものが邪魔になりますが、手前一列分だけの奥行き10cmの棚の場合、手前に見えるものが全てです。

見せたいものを並べる、コレクション棚にもなりますよ。
お施主様は、たくさんある香水の瓶を並べてお使いになっているそうです。

余った10cmを、10cm以上の価値に変える!
お客様のご満足のためのご提案させていただきます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です