収納

こんにちは、ハウスケアの秦野です。
梅雨の合間の晴れ、太陽が眩しいくらいですね。

今日は、“収納”の話題です。
インテリア雑誌の取材依頼をいただき、先日、わが家で撮影がありました。
取材のテーマは、“収納”。読者の関心の高いテーマです。
わが家は63㎡という、4人家族が住むには小さな空間です。
小さな空間ゆえ、すっきり快適に暮らすためには、収納が大事な要素になってきます。フルリフォームする際には、家族4人分の収納、こどもが大きくなった際の暮らし方をじっくり考えてプランニングしました。
目的に合わせて部屋を仕切るのではなく、役割を兼ね合わせて空間作りをしたり、家族の暮らし方の変化にフレキジブルに対応できる収納であったり、スペース以上のものはもたない、などのルールを決めたり。可能な限りの工夫をして、出来上がった住まいです。

工夫した甲斐あってか、わが家に関心をもってくださる出版社の方も多く、今回で4回目の取材。取材の準備の段取りも慣れてきましたよ。
“収納”特集は家の整理整頓ができるので、大歓迎!撮影は収納部を全部開けるので、2週間前から片付けました!

 

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そんなこんなで迎えた撮影日。
収納といっても、視覚的に映えるインテリアは大前提。こどもたちの椅子を撮影に合わせて、ライムグリーンと水色に塗り替えました。
白とグレーを基調とした空間に、夏らしいアクセントカラーになるイメージに仕上げました。

 

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インテリアグリーンは、小さなグリーンの菊と、ベランダガーデニングで育てているハーブ。ライムグリーンの椅子に色味がピッタリです。
収納をひとつひとつ開けての撮影。わが家のキッチン収納の要、オープンキッチンの後ろにある壁面収納もフルオープンに開けます。
3枚扉の収納部には、食器、ストック、ゴミ箱、冷蔵庫まで、料理に必要なものは全て納まってます。全てのものが集約されているので、作業効率が良く、扉を閉めてしまえば、見た目もすっきりです。

 

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キッチン背面収納の設計には、ちょっとしたからくりがあります。
食器棚の奥行きは、手が届きやすいように40センチ、冷蔵庫は75センチ。その差を利用して、食器棚の反対側のトイレに奥行き30センチ弱のオープン棚を設けました。
奥行き30センチでも、床から天井まで確保した収納量はかなりのもの。トイレットペーパーなどの日用品のストックや、非常食や季節の飾りもの(クリスマスのお飾りなど)がたっぷり収納できます。

下駄箱もスペースを最大限に活かして収納できるように、L字型の棚を設置。正面だけの棚よりも、1.5倍収納できます。
玄関からの廊下は、既存の奥行き40センチの収納を取り壊し、両側に奥行き20センチの本棚を作りました。大量の本も納まり、廊下兼ライブラリーの役割を果たしています。

浴室以外全ての箇所を撮影して、4時間半。長時間でしたが、穏やかな編集者さんとゴダールの映画から飛び出してきたようなキュートなカメラマンさんとの楽しい撮影でした。

雑誌が出来上がりましたら、またご報告しますね!

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