シフォンケーキ工房造り③
こんにちは、宮前平のリフォーム会社・ハウスケアの秦野です。
シフォンケーキ工房造り、今日は最終回です。
内装工事が終わった工房に、冷蔵庫やオーブンなどの設備が搬入されます。
作業台を兼ねて、冷蔵庫や冷凍庫はテーブル型のもの(コールドテーブル)、さらに広い作業スペースの確保のため、
幅1200㎜で奥行き750㎜の大型のもの2台と幅1500㎜で奥行き600㎜を1台を選びました。
いずれもかなり大きさです。
奥行き750㎜のものは、部屋のドアからの搬入ができない大きさです。
食品収納庫が2つの部屋の壁を抜いて造ったことを、前回の記事でご紹介しましたが、2つの部屋を繋げた理由はここにあります。
この収納庫から、冷蔵庫を搬入するのです。
工房から食品庫を通して繋がった部屋は、玄関横の部屋で大きな掃出し窓があります。
この掃出し窓から冷蔵庫を室内に入れ、収納庫から工房へと搬入するのです。
↑ 掃出し窓を取り、冷蔵庫を搬入、収納庫を通って、無事工房内へ搬入できました!
幅1200㎜、奥行き750㎜の冷蔵庫と冷凍庫が並び、その左には幅600㎜の作業台を設置。
3mの作業スペースができました。
横に長いので、シフォンケーキを造る作業を工程に従って、流れ作業ですることができます。
作業スペースの上には、吊戸と棚の位置を可動できるオープン棚(写真は棚の設置が間にあいませんでした)があり、
吊戸には調理器具などを収納、オープン棚には大量に必要となるシフォン型を並べておくことができます。
作業スペースの横には、2槽シンクを設置。
使い終わった型や調理器具を洗い、作業台におけば、また次の作業へと「流れ」が自然とできる仕組みです。
作業スペースの横には、幅1500㎜、奥行き600㎜のテーブル型の冷凍庫を設置。
こちらも作業台としての活用はもちろん、出来あがったシフォンケーキを保存できる冷凍保存庫になります。
換気扇(パネル仕上は未)の下に、オーブンと急速冷却機を設置。
四角形のお部屋の周囲をぐるりと周回できるように、設備を配置しているので、作業動線がよく、スペースに無駄がない設計になっています。
お施主様と一緒に、何度も何度も動線や寸法を打ち合わせてきたリフォーム。
随所にお施主様のこだわりと工夫が施された空間に、たいへんご満足いただけました。
↑ 工房の入口には、新規にドアを設置。
濃紺の格子窓がついたドアは、工房のイメージにぴったりです。
ドアに合わせて、壁紙をマットなブルーに貼り替えました。
その壁の色に合わせて、オープンのお祝にスワッグをお贈りしました。
スワッグは生花のままかけて、まずはフレッシュな花を楽しみ、そのままかけておくとドライフラワーになるので、長く飾って楽しむことができます。
新しい工房では、シフォンケーキが焼かれています。
こだわりの卵で作るシフォンケーキは、ふくらし粉なしで、トールタイプの型を超えるほどふっくらと膨らんでいます。
ふっくらしているのにもちもちとしていて、まるで赤ちゃんのほっぺたのようです。
シフォンケーキ屋さんの名前は、『ゆぅたんのほっぺた』。
ゆぅたんは娘さんの名前で、そのほっぺたのようだから、だそうです。
まさに、その名にぴったりのシフォンケーキです!
シフォンケーキで作るラスクも作られています。
焼印にもなっているお店のロゴとなる絵は、奥様が描かれたもの。
工房の隣のお部屋には、出来あがったシフォンケーキが箱詰めされ、積み上げられています。
『ゆぅたんのほっぺた』は、4月4日ネット販売が開始されます。
『ゆぅたんのほっぺた』ホームページから、ご注文いただけます。
また、オープンに先だって、3月31日(日)開催の宮崎台ふるさと桜まつりに、特別試食出展されるそうです。
15時から、駅前広場です。どうぞ、その美味しさをお試しくださいね。
4月13日(土)には、宮崎台さくら坂スタジオで、対面販売もされるそうです。
通常はネット販売のみですので、この機会に買いにいかれてはいかがでしょうか?