シフォンケーキ工房造り②
こんにちは、宮前平のリフォーム会社・ハウスケアの秦野です。
シフォンケーキ工房造りの2回目は、プラン造りと工事の様子をご紹介します。
まずは、工房となるご自宅の一室の現調と、リクエストのヒアリングに伺いました。
↓ 工房となるお部屋
6畳の洋室(フローリング)に、クローゼット収納がついたお部屋でした。
ここに、製造室にするための設備、内装仕上げ、収納保管庫を造ります。
お部屋に2ヶ所ある窓。
換気や採光のための窓ですが、冷却装置などの音の近隣への配慮のため、また電気配線のために塞ぐことにしました。
設備機器の配置は、何度も何度もお施主様と打合せを繰り返し、お部屋の大きさや作業動線がもっとも良くなるプランを試行錯誤しました。
電気配線から、リフォーム工事がスタート。
窓隠蔽に伴い、壁を数センチふかすので、空いた空間に自由に電気線を配すことができます。
作業台の上、冷蔵設備の横など、使い勝手のよい位置に数ヶ所、コンセントを設けます。
↓ クローゼットの扉を撤去し、開口を拡大して、容量の大きな食品保存庫(ウォークイン)を造ります。
隣の部屋の仕切り壁を撤去し、双方の部屋へウォークスルーできる収納庫を造ります。
部屋中央まで換気用のダクトを伸ばし、換気設備を造ります。
↑ 壁に垂木を組み、合板を貼っていきます。
給水、コンセントの電源を取り出し、壁の下地が完成です。
↑ 換気扇周りの造作も完了し、木工事が完了しました。
↑ 壁紙を貼るためのパテ処理をして、壁紙、床のフロアタイルを貼ります。
工房へ入るまでのフロアタイルも新規に貼りました。
工房外の明るいモザイクタイル調のフロアタイルと対照的に、工房内はインダストリアルなイメージの濃い茶色の市松模様のタイルです。
仕事の空間である「オン」と、ご自宅の「オフ」の空間を、内装材で明確に区分けしています。
工房内の壁は落ち着いたグレー、天井はブラックを貼り、「工房」内を男前なインダストリアル空間に仕上げました。
次回は、調理設備が入ります。
どうぞ、お楽しみに!