JAPANTEX

こんにちは、ハウスケアの秦野です。

先週11月12日(水)~14日(金)、有明のビッグサイトで日本最大級のインテリアトレンドショー・JAPANTEXが開かれました。
日本ファブリック協会が主催するJAPANTEXは、窓廻りを中心に、ファブリックを扱うインテリアメーカーがその年のトレンドを提案する展示会で、3日間で3万人が来場する大きなイベントです。

10年前に出産を機に退職するまでは、インテリアメーカーで仕事をしていたので、毎年通っていた馴染みのある展示会です。
この春、ファブリック協会が開催しているコンテストで、個人的に賞をいただくことがあり、JAPANTEXでパネル展示されるとのこと。いい機会なので、10年ぶりにJAPANTEXに行ってみることにしました。

 

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初日の10時。有明ビッグサイトに、スーツ姿のサラリーマンが吸い寄せられるように、入っていきます。
長蛇の列の受付を済ませ、会場へ。入口近くに、「窓と暮らしを彩るインテリア」をテーマに、インテリアデザインコンペと部屋miteコンテストの受賞作品などがパネル展示されています。
今年は、高校生を対象としたインテリアコンテストもありました。コンテストの枠を広げるいい試みで、若く夢のある発想の作品は見ていて、楽しいものばかりでした。

 

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展示の一角、部屋miteコンテストの受賞作品がパネル展示してあります。その第7回一般ユーザー部門の大賞に、この春わが家の風景を選んでいただきました。
タイトルは『こどもといっしょにインテリアで遊ぼう!!』。こどもと遊び感覚で、ファブリックを日常のインテリアの中に取り入れたものです。
「インテリアが特別なものではなく、すっかり暮らしの一部になっているところが素敵だと思いました。」と、うれしい評価をしていただきました。

 

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入賞作品の中には、素敵なものがたくさん。
カフェのようなキッチンや、さりげないデコレーションのバレエ教室の内装など、参考になります。
部屋mite大賞9回を募集しているそうです。みなさんもご応募されてみてはいかがでしょうか?

 

 

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スタイル展示のコーナーには、カラーやデザインにこだわったインテリアの提案が目をひきます。
カーテンの布使い、ロールスクリーンのバランスやコード飾り、多色使いのカーテンなどは、ぜひ取り入れてみたい窓装飾です。

 

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その後は、メインフロアのメーカーブースへ。
まずは、古巣タチカワブラインドへ。ブラインドのイメージが強いタチカワブラインドですが、ロールスクリーンやローマンシェード、カーテンなどのファブリック製品も幅広く扱っています。
今回のテーマは、『ファブリックで見つける“Fun”』。色鮮やかなファブリックを、まずはメインに展示して、目を引きます。コーナー展示には、カーテンとロールスクリーンのダブル使いのコーディネート。タチカワブラインドは、TOSOに並んで、カーテンレールもバリエーション豊富に取り扱っています。

 

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木製やアイアンのばかりかと思っていた装飾レールには、遊び心あるデザインのものたくさん。
リップグロスをイメージしたフィニアルは、大人かわいいデザインです。レールはスクエアで、なんとランナーもスクエア!スクエアだと摩擦で動きがにぶいのでは?と思いますが、なんともスムーズな動きで驚きです。
レール全体はシンプルで、フィニアルで遊び心をプラスする、心憎いレールです。
この装飾レールは、2万円弱。レールを変えるだけで、インテリアの模様替えの楽しさが広がりますね。インテリアも洋服を変えるように、もっと気軽にもっとたくさんコーディネートを楽しんでもらえればと思います。

 

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タッセルも、大人かわいいデザインがたくさん!
りぼんやアクセサリーを付けたものや、上の段の右の丸い玉がふたつついたタッセルは、丸い玉同士が磁石でくっつくようになっていて、カーテンの開け閉めがとても便利な、優れモノです。

お世話になった先輩を見つけて、ご挨拶。懐かしいです。
JAPANTEXは、入社2年目の時、銀座ショールームで提案していたカラーコーディネートブラインド(ブラインドの羽根1枚1枚をカラーコーディネートして作るブライド)を評価してもらい、その年のブースのメイン展示のブラインドデザインを任せてもらった思い出があります。
書類の整理をしていたら、その当時の写真がでてきました↓

 

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『私のインテリアには、私のブラインド』をテーマに、250色あるスラット(ブラインドの羽根)カラーを、一枚一枚選んでカラーコーディネートしたブラインドを7つデザインしました。

 

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“モダン”、“ミニマム”、“ナチュラル”、“アジアンテイスト”、“ZEN”など のインテリアテイストに合わせて、イメージパネルとともにブラインドを提案。
カラーを組み合わせることで、単色のブラインドにない、好みや気分、お部屋の雰囲気に合わせたブラインドができます。
カラーコーディネートブラインドの魅力については、インテリアコーディネートと合わせて、またゆっくりご紹介したいと思います。

 

 

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タチカワブラインドを後にして、ニチベイ、トーソーのブースをちらり。
タチカワブラインドと合わせて、同じ製品展開する3大メーカーです。この3社のメカモノは、どれをとっても信頼おける製品です。
メカモノメーカーは、毎年ブースデザインが同じような感じで、ちょっとかため。そして、男性が多いですね。

 

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その中で紅一点、素晴らしいブース作りをしていたのがサンゲツです。
ブースの四方からお客さんが入れるように、オープンな作りで、気構えることなく、ふらりとブースに入れます。
『春』『夏』『秋』『冬』の4つの季節をイメージした4つのエリアは、パッチワークのように、色や素材を巧みに組み合わせて、素晴らしいの一言です。

 

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床や壁材なども扱うサンゲツですが、窓廻りの展示会であるJAPANTEXでは、カーテンやローマンシェードなどに使う素材としてのファブリックに焦点をあてて展示しているのが素晴らしかったです!
色やテクスチャーの異なるファブリックを織りたたんで掛けたり、つるしたり。カットサンプルをモザイクのように壁につるし、「TAKE FREE」のカードが添えられていたり。それぞれのファブリックの魅力が最大限に生かされるような展示の仕方は、見るものを魅了してくれました。展示されていた生地の中で一番注目したのは、刺繍のファブリック。繊細なお花の刺繍が施されて、色の組み合わせやデザインがとても素敵でしたよ!

 

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持ち帰りのノベルティもよかったですよ。
しっかりとした厚手のキャンパス地のエコバッグ。そして、カーテン生地で作ったクッションカバーは、色々な柄の中から、お好きなものを1つ選んで持ち帰りOK!といううれしい企画。
「TAKE FREE」のカットサンプルの中からは、注目の刺繍生地を2つもらってきました。
この生地でカーテンを作ったら、インテリアのイメージががらりと変わりそうです!

久しぶりのJAPANTEX、満喫してきました!!

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