大きな部屋から小さな部屋へ
こんにちは、ハウスケアの秦野です。
今日は、家族の成長に合わせて、大きな部屋から小さな部屋へ変更したリフォームをご紹介します。
お子さまが小さなうちは、のびのびと広いリビング・ダイニングで家族が集い、家族一緒の部屋で寝るという、ライフスタイルのお家が多いと思います。
お子さまが成長し、生活時間も変わると、それぞれが個室をという要望が多くなります。
家族のライフスタイルの変化に応じて、住まいも変化が求められます。
今回ご紹介するリフォームは、3人のお子さまが成長し、それぞれに個室を用意するために、広いリビング・ダイニングを縮小して、個室を設ける間取り変更をしました。
↑左側がリフォーム前の図面です。リビング・ダイニングは、17.5畳あります。
右側がリフォーム後の図面です。リビング・ダイニングを10帖に縮小し、リビングに隣接して、約4帖の洋室2部屋設けました。
リフォーム前のお部屋の様子です。
広々としたお部屋に、造り付けのキャビネットボードがあります。
このキャビネットボードを分割して、それぞれの部屋で活かせるプランを考えました。
両側のトールキャビネット2つは、2つ造る個室にひとつずつ納めます。
センターキャビネットは、縮小したリビングに合った大きさになりました。
個室の壁位置を決めて、壁をたてていきます。
枠組みを造り、石膏ボードで下地を造ります。
トールキャビネットは、個室の隅にぴたりと納まりました。
個室の扉は、引き残りが残らない引き戸です。引き戸は、スペースを最大限に使えるので、スモールスペースにおすすめです。
扉を取付け、壁紙を貼れば、完成です。
↑こちらが完成したリビング・ダイニングです。
個室が2つできても、狭さを感じませんね。もとあったキャビネットもぴたりと納まっています。
↑こちらは、息子さんの個室。
トールキャビネットとベッドが造り付けになっています。
小さいスペースながら、必要なものが納まった機能的なお部屋です。
↑娘さんのお部屋は、壁・天井に水色のクロスを貼り、一面にベージュの花柄のアクセントクロスを貼りました。
小さいスペースでも、インテリアが楽しめる素敵なお部屋に仕上がりました!