秋空

こんにちは、ハウスケアの秦野です。

「女心と秋の空」という言葉があるように、秋の空は変わりやすく、様々な表情を見せてくれます。
「イワシ雲ってなに?」「雲って何種類あるの?」という小学生の娘からの質問を発端に、娘と雲について図書館で調べてみることにしました。
小学低学年生が理解できる本をいくつかピックアップして読んでみると、これまで知らなかった興味深いことがたくさん。雲のでき方、順番には決まりがあるということ、つまり雲の形の順番が分かれば、天気予報ができるということです。
だんだんと面白くなり、それ以来、空を眺めては、雲の写真を撮るようになりました。

 

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青空に白い雲が、ぽっかりぽっかり浮かぶ「わた雲」。
地上付近~16000メートルの高さにできる積雲のことで、 暖められた空気が上昇することで成長する、綿のような雲です。
成長し、積乱雲となると、夕立を降らせるそうです。

 

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左は、「うね雲」。
地上付近~2000メートルの高さにできる、層積雲のことで、畝のように波打った形をしています。

右は、「ひつじ雲」や「いわし雲」の残りのような雲。
「ひつじ雲」は青空に白いひつじの群れがいるように見えます。現れる高さはおよそ2000メートル~7000メートルで、この雲は小さな水のつぶが集まってできています。

 

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左と中央は、「うね雲」。地上付近~2000メートルの高さにできる、層積雲のことです。
畝のように波打った形をしています。

右は、「アブラハムの樹」と呼ばれるすじ雲。地上付近~15000メートルの高さにできる放射状雲のことで、実際は平行に並んでいる細長い帯状の雲ですが、地上から観測することで、私たちの目に放射状に並んで見えます。
アブラハムの樹という俗称は、ドイツで呼ばれています。

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左は、雨上がりの「あま雲」の間にかかる虹。

中央は、「きり雲」。山にかかるような、地上付近~2000メートルという低い位置にできる層雲です。
この雲は地面についてしまうと、霧になるようです。

右は、「すきま雲」。名前から想像できるように、隙間のある雲のことです。
この隙間に太陽の光が差しこみ、地面にその光が降り注ぐと、「天使のはしご」となります。

ざっと、秋の空の写真から。
色々な雲があり、雲によって、数時間後、一日後の天気も分かってしまうのが面白いですね。

みなさんも、ふとした時に空を見上げてみてくださいね。
刻々と変わる風景の中に、素晴らしい瞬間に出会えるかもしれません。

 

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