トータルリフォーム(バスルーム編)
こんにちは、ハウスケアの秦野です。
トータルリフォーム第3回目は、バスルーム編です。
浴室の作り方には、2つの工法があります。
床や壁にタイルを使った昔ながらの浴室が在来浴室で、湿式工法といわれます。床面と壁をコンクリートやブロックで作って防水工事をし、仕上げにタイルなどを貼って仕上げたものです。
それに対して、ユニットバスは、浴槽と洗い場、壁を組み立てて一体化させたもので、工事に水を使わない乾式工法といわれます。
築25年を経過するS様邸は、昔ながらの 湿式工法の浴室です。
湿式工法の浴室は、ユニットバスに比べると、タイルの目地にカビが発生しやすく、メンテナンスがたいへんだと言われています。
S様邸の場合も、年月の経過とともに、タイルの目地に水垢やカビがつき、水栓なども錆びが目立っています。
S様邸のバスルームのリフォームは、浴槽を撤去し、ユニットバスに変更します。
まずは、既存の浴槽を撤去します。古い水栓も取り外し、取り外した箇所の壁の下地を調整します。
床を新たに防水床を貼り、壁は既存のタイルの上に、防水パネルを貼ります。
天井も、下地を調整し、防水パネルを貼ります。梁などの段差がある箇所も高さを合わせます。
古い給湯器も交換します。浴室内のタオルハンガーも撤去し、新しいものに交換します。
新しく取り付けた給湯器と操作パネル、タオルハンガー。
新しい浴槽と、水栓を取りつけて、工事完了。
浴槽も壁も白いパネルで明るくすっきりとした印象になりました!フラットなパネルなので、メンテンナスも簡単です。