休日に

こんにちは、宮前平リフォーム専門店ハウスケアの吉森です

 

先日、国立新美術館で開催していた企画展、「カルテイエ、時の結晶」に行ってきました。

カルテイエといえば、言わずと知れた由緒ある宝石ブランド、

そのカルテイエが所属するミュージアム級のジュエリーや時計を一堂に展示していました。

この展覧会は初の試みとして1970年代以降の、新しいジュエリーの展示がメインだそうです。

モダン・ジュエリーに対する知識はとぼしいですが、古きよきものを突き抜ける感性が豊かになったような気がします。

 

ジュエリーは個人蔵のものが多く貴重なものでしたが、空間も素晴らしい内装でした。

展示方法に力が入っていて、メタル技術、石の技法、装飾技術、職人技から生まれる多様な表現の数々を

各ブースごとに見ることのできる展覧会でした。

 

まず圧倒されるのは、入ったところにある大きな時計。

そして神殿のように神聖な雰囲気が漂うエントランスから始まり

布がベールとして天井から吊るされ、暗闇の中で展示品一点ずつにスポットライトが当たるように

ディスプレイされていました。

展示台に使用されているのは1,000年以上の樹齢の屋久杉。

一点ずつ端正に彫られたトルソーも趣がありました。

さらに洞窟で宝石を見出すようなイメージのような石を使った展示。

最後は彗星の軌道を描くようなループ状の巨大な什器に作品が並び

そこは低反射ガラスをケースに使ってまるでガラスがないように感じました。

 

天然の木や石や砂の中で、宝石の美しさを見せてもらいました。

照明は非常に抑えめで展示物が最大級にハイライトされるようになっていて、展示の仕方や空間の演出も素敵でした。

ライトはどこに設置してるのか探すくらい、光だけが見えました。

実物の宝石は見たこともない輝きを放っていましたね。

輝きを見ると何だか力が出てきました!

カルテイエの歴史を振り返りながら現代への展示。

まさに時の結晶でした

 

残念ながら展示会は終わってしまいました。

実際の迫力には到底及びませんが、作品の写真を少しご紹介します。

 

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